「歌の表現力を上げるためにはどうしたらいいですか?」
こういった質問をよく受けます。特に初めてのレッスンの方にはよく聞かれます。
そういった時に僕は逆に聞きます。
「今、表現をする上でどんなことに気をつけていますか?」
このような質問をするとだいたい、サビで声量を上げるとか、ビブラートをかけるなど、音としてどうするか?という技術的な観点に関する回答が返ってきます。
そこで今回は音をどう出すかという技術的な観点ではなく、歌詞の捉え方を変えることで、自然と表現力が変わる方法をお伝えします。
ボーカルの最大の武器は歌詞
ボーカルは、唯一歌詞を唄って表現できるパートです。故に表現力と歌詞の結びつきを無視することは出来ません。
例えばレモン
何も考えずに「レモン」といってみてください。
つぎに酸っぱいレモンを思い出しながら「レモン」といってみてください。
それだけでも、「言い方」や「声の音色」は変化します。このように理解していない単語、文、文章を言うのと、理解して、自分なりのイメージが付帯した単語、文、文章を言うのとでは自然と表現が変化します。そこで...
楽曲の歌詞を改めて認識してみよう
楽曲の歌詞の捉え方が変わると、それだけでも自然に歌い方が変わってきます。
今回は楽曲の歌詞を捉え直すことを中心に「歌の表現力がどうやったらあげられるか?」という質問に関してQ&A形式のコラムを書いてみました!
是非ご覧になってください。
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